ひとり親自立支援教育訓練給付金について

放送大学大学院の授業を受講するにあたり、「ひとり親自立支援教育訓練給付金」という制度を利用しました。申請窓口でのやり取りから、この制度ってあまり知られていないのかも…という印象を受けたので、こちらにまとめてみようと思います。資格取得やスキルアップを目指しているシングルの皆さんの参考になれば幸いです。

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ひとり親自立支援教育訓練給付金とは?

政府が実施している制度で、ひとり親が就労に必要な資格や技能を取得する際の費用を助成するというものです。

給付の対象となる講座や資格は「厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム」で調べられます。残念ながら全ての講座や資格が対象となっているわけではありませんが、それでもかなりの種類の講座が指定されていますよ!

(おそらくコロナウィルスの影響で)2021年12月以降認定分から助成額が拡充されているので、今が受けどき!だと思います。

【変更前後の比較表】

  給付額 上限額
変更前 受講費用の6割 20万円/月
変更後 受講費用の全額 80万円/月

対象者は?

対象者は、以下の要件を全て満たす方と定められています。

  • 母子家庭の母又は父子家庭の父であること。
  • 児童(20歳に満たない者)を扶養していること。
  • 児童扶養手当の支給を受けているか、同等の水準にあること。
  • 就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して、当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること。
  • 原則として、過去に自立支援教育訓練給付金等の教育訓練給付を受けていないこと。

詳しくは後述しますが、給付を受けるためには、自治体の窓口で面談を受ける必要があります。その際、上記の条件を満たしているかに加え、子の養育状況(講座の受講が育児の妨げにならないか)についてもしっかり確認されました

申請方法は?

  1. ハローワークでの受給資格確認
    直近2年以内に雇用保険に加入していたことがある方は、ハローワークの給付金担当窓口で受給資格者であるかどうかを確認してもらいます。対象者である場合、雇用保険からの給付分を除いた全額(差額分)がひとり親自立支援教育訓練制度でカバーされます。
  2. 自治体窓口での面談
    ハローワークで対象者であるという「認定証」を受けた場合、それを持って自治体の子育て支援窓口に事前相談(面談)をしに行きます。(私の住む自治体は要予約でした。)

    面談では、講座を受けたい理由と受講によるメリット、受講後の就職の目標、現在の生活や仕事の様子、受講が育児の妨げにならないか、離婚理由(!)などをかなり細かく聞かれました。

  3. 審査結果の通知
    面談の1〜2週間後、審査結果が電話で通知されます。支給OKの場合、窓口にいき申請書を記入・提出します。

  4. 支給決定通知
    申請書の提出後、支給決定通知書が郵送されます。

  5. 講座の申し込み・受講・費用請求
    審査結果が出たら講座の申し込みをします。受講時は自分で全額を立替え、受講完了後に証明書等とともに費用の申請をし、講座を指定して返金を受けます。

まとめ

窓口の方が「精度があまり広く知られいていないせいか申請が少ない」と言っていました。かなり色々な種類の訓練講座が対象になっているので、スキルアップを考えている方はぜひぜひ調べてみてください。(厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム

私はこちらの制度を利用して、放送大学院の修士課程を受講する予定です。
放送大学院については、カリキュラムの一部のみが対象講座なので、自己負担額も発生します。その辺りはまた別の記事で詳しく書きますね。

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