震災の時していたこと

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

本日の晩ごはん

お休みだったので、スーパーで買いものしていろいろ作る。スーパーに行くのが久しぶりすぎて、何がどこにあるのかトンチンカンのまま売り場をぐるぐると歩き回る。

たった2ヶ月なのに、○○コーナーの隣は△△コーナーみたいな感覚がすっかり失われていてウケる。

「今日は給食のお米がアルファ米で、おやつがカンパンとお水だったんだよ」

Momoに言われてハッとする。

そうか。今年の3月11日で、震災から11年が経ったのか。

11年。もうそんなに、と思う。

当時私は21歳で。好きな服を着て、バンドをやって、好きなだけ飲み歩いて。

将来のことなんかこれぽっちも考えたことがない、甘ったれ大学生だった。

この時期になるとよく「震災の時何してた？」という話題になるけれど、私はその質問が苦手だ。

甘ったれ大学生時代を思い出すのが恥ずかしいのもあるが、それよりも震災の時していたこと、が、めっちゃ恥ずかしいから。

地震が起きた時、私は高円寺の美容院で、パーマをかけてもらっていた。

ロットを巻いて薬剤をかけたあたりで地震が起きて。

そのままの姿（ロットぐるぐる＋シャンプーハット）で商店街に飛び出す羽目になったのだ。

商店街には驚いて出てきた人がたくさんいたけれど、地震よりも私の姿に驚いてる人もいたw

店の水道が使えなくなってしまったので2時間ぐらい流すことができなかった私の頭は、ギッチギチのくるっくるになってしまった。

お店の人は悪がってトリートメント無料券をくれたけれど、くれるならストパー無料券じゃね？と思った。

地震が起きたのはお店じゃないので、トリートメント券は結局使わなかった。

11年。

6歳のMomoは、震災を知らないんだよなあ。

と不思議な気持ちになる。