こんにちは。シングルマザーのRainyです。
久しぶりすぎて、ワードプレスの操作があやふやになってますが、最近のことを書いてみたいと思います。

離婚後初めて彼氏ができる
このブログを書き始めたのは2020年の6月。まだまだ離婚裁判の渦中にあった頃だと記憶しています。考えてみると、もう、3年半も前なのか。
離婚のきっかけになった事件が起きてから5年半、離婚が成立してからはちょうど3年。Momoとの二人暮らしに始まり、母子での住み込み生活、社会人大学院生としての生活など、時と共に形を変えながら細々と続けてきたブログですが、うわついた話を書く日がやってきました。
恋愛ブログではありませんが、私の体験談が誰かを勇気づけることになればいいなと思って、少しだけ書いてみますね。興味のある方だけ読んでいただければ。
出会いはどこに転がってるかわからん
離婚して何年も経つと、周りから「もうずいぶん経つし、彼氏ほしくないの?」とか「好きな人いないの?」とか聞かれるようになりました。
元々、修士課程が終わったら地元を離れようと決めていた私。ここで、今から新しい人間関係を作ることは、全然考えていませんでした。それに、シングルマザーをやってると、対象外というか、周りが一線置いている感じがして(魅力的な人なら違うのかもしれないけどね)本気で誰かが好きになってくれることも、本気で誰かを好きになったりすることも全然ありませんでした。
で、今年の春ごろだったかな?Momoと駅前を歩いていて、ヨーロッパ系?っぽい男の人とすれ違ったことがありました。駅で外国人を見かけること自体はそんなにめずらしくないのですが、初めてすれ違ったときに「ほ!なんかかわいいのっぽさんいる!」と思った私。Momoに「ねえねえあの人って、Momoの学校のALTの先生?」と聞いたのを覚えています。
その後、彼を見かけることが何度もあったのですが、なんというか、全体的な佇まいや仕草(自販機で炭酸水買ってるとこw)がとても可愛らしくて、毎回「お、のっぽさん、今日もいる」と思って見てました(怖い?笑)。
そんなある日。前の職場の仲良しメンバーで、ビアガーデンに行くことになりました。私はMomoを連れて参加。誰かが声をかけたらしき外国人も、何人か参加していました。あと一人、フランス人がくるよーと言われて待っていると、入ってきたのは、あの、のっぽさん!
話してみると、のっぽさんは、私が以前勤めていた研究所にきている研究者とのこと。私が退職したあとに来た人なので会ったことはありませんでしたが、同僚を通じて名前を聞いたことのある人でした。というか今思い出しましたが、辞める直前、受け入れ手続きに少しだけ携わったこともありました。
その日は我が家で二次会をして、のっぽさんとMomoは、一緒に教科書の音読をしたり、ギターを弾いたりもして。みんなで酔っ払って楽しい一日でした。のっぽさんは言葉の選び方や表情がやわらかくて、大きいのに、やっぱり佇まいが表情が可愛らしくて、なんだか素敵な人だなあ〜と思いました。
帰りがけ、私が連絡先を聞いて(恥ずかしいので同僚を通じて聞いた)、二人で出かけるようになりました。コーヒーやビールを飲んだり、散歩をしたり。いろんなことを話すうちに、のっぽさんの素敵なところをたくさん見つけました。
自分の意見や夢をはっきり持っていて、怖がらずに、それを他人に伝えることができること。人の心の動きを感じ取ることが得意で、言葉の選び方が柔らかいこと。伝え聞いた情報で他人をジャッジしないこと、頭の回転がものすごく速くて、笑わせるのが得意なこと、など。
のっぽさんは私より年下で、独身だし、博士の学位も持っていて、とても素敵な人だけど、住み込みで働いてる日本人のシングルマザーなんて相手にならないよなあ〜と思っていました。そのうち、連絡先を交換したことを知っている同僚たちから「あのあとどうなったの!?」とからかわれるようになり、自分でも、これってどうなるんだろう〜と思うようになり、、、
そんなとき、妹に「海外では告白文化は存在しないのよ」と言われひっくり返った私。調べてみると、確かにそうらしい。
例えばアメリカでは「デーティング」といって、気になる人と何度か出かけて、相性を見定める期間があるんだとか。合わないなと思ったら数回のデートで終わりになることもあるみたい。うまくいって1ヶ月ぐらい続いたら、どちらからともなく「ねえ私たちってなんなの?」という会話が始まり、正式にお付き合いが始まるんだとか(この会話を「ザ・トーク」と呼ぶらしい)。
フランスはどうなんだろう?と思って調べる。なんと、フランスには「ザ・トーク」すらないらしい。ただ、私にはMomoがいるから、わからないままなのも困るんだよなあ、と考える。
で、考えても仕方ないので、のっぽさんに直接聞いてみることにした。現実的なことを議論するのは本意じゃないけど、Momoのことを考えるとなあなあにするのが難しい、ということ。日本には「告白」というのがあって、体育館の裏で「好きです!」って言うのよ、フランスにはそういうのないんでしょう?と聞くと、のっぽさんは大笑いしていた。「相手が自分を恋人だと思ってるかは、目を見ればわかるからね」と言われて、さすがフランスだなあと考える。
と、のっぽさんが突然立ち上がって
Follow me two seconds later! (2秒後にきて!)
と言ったかと思うと、走っていってしまった。おーい、と言って追いかけると、すぐそこの角を曲がったところに隠れていて、
Do you want to be my girlfriend? Onegaishimasu!
私はこの時のことを、一生忘れないだろうなあ、と思う。
母子家庭の恋愛ってどうなの?国際恋愛ってどんな感じ?
子連れのお付き合いがどんな感じなのか?国際恋愛(で、連れ子がいる)のってどんな感じなのか?そんなことも書いてみたいと思いますが、長くなるので今日のところはこの辺りで。また続き書きますね。
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