社会人大学院生の生活って、実際どんな感じ?

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

リクエストをいただいたので、今更ですが、社会人大学院生としての生活について書いてみたいと思います。

↑夏に作ったMomoのおやつ、かき氷。今更写真を見つけたので。

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社会人大学院生の生活

最近ふと、大学院を受験してから、もう一年たつのか!と思って驚く。ブログを読み返すと、9月に筆記試験10月に筆記試験の結果通知11月に面接試験12月に面接試験の結果通知、という具合で、去年の今頃はピリピリ過ごしていたんだよなあと思い出す。

同時期、放送大学以外にも出願していたり(落ちたけど)や、IELTSの試験を受けたりもしたので、なんだかてんやわんやだった記憶。生きた心地がしない数ヶ月間だったなあ。

今受験中でこのブログに来てくださっている皆さんは、二次試験の受験待ち?というところかと思います。入ってから思うのは、合格・不合格を分けるのは能力だけではない(だろう)ということ。ゼミに所属できる人数の制限や、指導教員の忙しさ、ゼミの先輩に似た方向性の研究があるかどうか?などなど。受験生側ではコントロールできない内部の事情もたくさんあります。なので、面接試験では、「こんなことをやりたい!!」という熱意や計画の良し悪し以外にも、「ちゃんとコミュニケーションのとれる人だ」ということを、実際に見てもらうことがとても大事だと思います。

さて。本題の、社会人学生生活が実際どんな感じなのか?ということですが。前提として、修士の取得を目指す場合、①科目の履修と②修士論文の研究・執筆が必要になります。制度上、最短2年間でその全てを終わらせることが可能ですが、私は①に1年間、②2年間を使い、計3年で学位取得を目指しています(これを書いている現在は②の一年目です)。

必要単位は昨年の1年間で取得してしまったため、今年度と来年度は研究活動に専念でき、余裕を持ちながら取り組めています。(私は夜勤の仕事をしていて、昼の時間が丸っと空いているので、勉強の時間がだいぶ取りやすいという点は多くの方と異なると思います)

具体的にどんなことをしているかというと、ほとんど自習です。研究方法に関する本を読み、時々大学から求められるレポート課題を提出し、自分の立てた研究家計画に従って、具体的な手続きを進めていきます。調査を考えていれば、協力先の選定や依頼含めすべて自分で行います。わからないことがあれば、指導教員やゼミの掲示板を通じて先輩方に質問できますが、質問するためには、解答に必要な情報をまとめた資料の提供も必要です。これには、ものすごーく頭を使います。質問の資料をまとめている最中に、答えに到達してしまうこともしばしば。

研究の進捗はスライド資料にまとめ、月に1〜2回ほど、所属している研究室で発表を行います。その際に、困っていることを相談したり、目から鱗のアドバイスがもらえたりと、研究が大きく方向転換する機会でもあります。

半期に一回程度、その時点での進捗をまとめたレポートを大学本部に提出し、最終的に論文としてまとめていきます。研究の進み具合によっては、結果の一部をポスターにまとめ、M2の頃には国内の学会で発表する先輩たちもいますよ。

私の場合、仕事と並行してやっているのはこんな感じですが、授業の履修を合わせてやっている同僚たちは本当に大変そうです。期末試験の時期はほとんどの時間がそちらに取られてしまうし、教科書をゆっくり読む時間もあまりないと言っていました。

修士課程に所属する目的にもよるかと思いますが、どんなバランスで取り組んでいくかは重要なポイントになりそうです。

私の場合は、博士後期課程の奨学金出願に向けてGPAが4.0欲しかったので、まあまあな年齢ですが1年間丸っと履修に使いましたよ◎

ざっと大学院でどんなことをやっているのか書いてみましたが、入った後に驚いたのは何もかも自分でやらなければならない、ということ。大学までは先生に言われたことをやるのが当たり前でしたが、大学院は本当に、自主性が求められるんだなあと日々驚いています。

とはいえ、先輩たちをみていると、お互いに切磋琢磨したり助け合ったりしながら、時には先生に引っ張り上げてもらいながら、それぞれ論文を仕上げていっているようです。

私も負けずに頑張りたいと思います。これから二次試験の方、放送大学の先生みんな優しい方ばかりなので、緊張せずに頑張ってくださいね♪

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