忘れる力

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2021年10月21日(木)の晩ごはんを紹介したいと思います。

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2021年10月21日(木) 「カレイの煮つけ」

・カレイの煮つけ
・サラダ(茹で鶏、水菜、きゅうり、トマト、フライドオニオン)
・みそ汁(大根、にんじん、キャベツ、小松菜、お揚げ、ねぎ)

見切り品で買ったカレイが随分長いこと冷凍庫で眠っていたので、それを解凍して煮つけにする。ふた切れで128円。安い。笑

煮魚ってなんとなく大変なイメージがあるけど、煮汁を沸かして少し煮るだけだから、15分もあればできちゃうのよね。Momoも喜んでたので、また作ろうと思います。

ちなみに、カレイが「子持ち」じゃなかったのがちょっと残念。

忘れる力

人間には、健康な心で生きていくために「忘れる力」が備わっている。

辛いことがあって、周りの世界がセピア色に見えてしまっても。時間の経過とともにその辛い気持ちは薄れて、いつの間にか周りの色や匂い、食べものの味も自分の心も、元の状態に近くなってくる、と思う。

辛い記憶が完全に消えてしまうわけではないけれど。一番つらかった時の、あの、胸が絞めつけられるようなどうしようもない気持ちになることはなくなるし、もっと時間が経てば、その出来事自体を「前向きなもの」として捉えることができるようになる、とも思う。

悲しいのは、つらいことだけじゃなくて、楽しい記憶、幸せな記憶もどんどん薄れて行ってしまうこと。

小学生のころ。休み時間になると校庭へ駆けて行って「のぼり棒」をするのがあんなに楽しかった。

記憶のワンシーンとして、写真みたいに覚えてはいるけれど、登り棒に向かっ走る高揚感やワクワク感がどんなものだったか、具体的には思い出せないの。

「のぼり棒」をするMomoを見て、なんだか、不思議な気持ちになる。

この子の心にも、この風景が、思い出の一つとなって残るのかしら。

今、自分が感じている幸せも、いつか、遠い昔の思い出になってしまうのかしら。

とても満たされた毎日を送っていて、

忘れる力なんか、なくなってくれたらいいのに、と思う。

そんなこといったら、あんなにお世話になった「忘れる力」に失礼かしら。

でも。今日この日、こんなにうれしかったこと、こんな気持ちで過ごしたんだということ、あなたを、こんなに大好きだったこと、私、いつまでも忘れたくないなあって思う。

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