2020年10月4日(日)の晩ごはん「手巻き寿司」

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2020年10月2日(金)、3日(土)と実家でごちそうになったので、4日(日)の晩ごはんを紹介したいと思います。

今週の食材はこちらです↓

2020年10月4日(日)の晩ごはん「手巻き寿司」

・手巻き寿司(まぐろ、たまご、きゅうり、納豆)
・豚汁

豚汁は父が作ったもの。タッパーに入れてもらってきました。昔からこの時期になるとアルミのお鍋で大量に作ってくれる豚汁は、我が実家の風物詩です。手巻き寿司のきゅうりはMomoが上手に切ってくれましたよ~。

豆腐メンタルとHSP

豆腐メンタル、という言葉が流行ったのはいつだったろうか。ああそれって、私のメンタルのことだ…と落ち込んだを覚えているが、最近それにとって代わる(?)、HSPという言葉が流行っているらしい。

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、高い共感性や感受性を持つ人のこと、だそうだ。「周りに機嫌の悪い人がいると緊張する」とか「人の顔色をうかがってしまう」ということで生きづらさを感じていた人たちに、「私ってこれだったのか!」という驚きを与えているとか。

何を隠そう、この私も「私ってこれだったのか!」と驚きおののいたうちの一人だ。(自分に向けてのものかどうかに限らず)周りの人の言動に緊張したり、どぎまぎオドオドしてしまう、というのは特によーく当てはまる。AさんがBさんに向けて放った鋭い矢が、ずいぶん離れたところで見ていただけの自分にもぐさりと刺さるあの感じ。

それにしても。「豆腐メンタル」と「ハイリーセンシティブパーソン」。指しているものの実態はそんなに変わらないのに、ずいぶんと違った印象を受ける言葉だ。「豆腐メンタル」に対し、「ハイリーセンシティブパーソン」というのは、とても、前向きな言葉に聞こえる。当の自分は「豆腐メンタル」時代から何にも変わっていないのに、「ハイリーセンシティブパーソン」になっただけで、ものすごく昇格したような気分だ。

大変だ、急いで母に教えてあげなくては。と思う。前にもちらっと書いたことがあるが、母は私をはるかに超える「ハイリ―センシティブパーソン」なのだ。

あれは確か小学生のころ。母がひどく落ち込んでいる日があって、わけを聞いてみるとこういうことだった。日中、回覧板を届けに近所のGさん宅へ行った。チャイムを鳴らすとすぐ玄関を開けてくれたGさん。しかし、開口一番、出た言葉が「何ですか?」だったのだそうだ。母は、Gさんが放った「何ですか」に込められた真意をつかもうと、何日間もあれこれ思索していた。

「『どうしたんですか』じゃなくて『何ですか』をという言葉を選んだのはどうしてだと思う?」とか「『何ですか?』のトーンがどのぐらい怪訝そうだったかというと」などと何日も言い続けて、父に笑われていたのを覚えている。

母と主に落ち込み、聞いてもいない『何ですか?』の被害(?)に会った私は、それから20年以上がたった今でも、Gさんを見るたび「『何ですか?』と言った冷たい人」と思ってしまうようになった。

しかし、社会の波にもまれるうち、この「気にしすぎ」な性格も少しはマシになってきたように思う。なぜなら、会社は飛び交う矢の宝庫だからだ。もし自分があれと同じことを言われたら。明日から会社にこられなくなってしまうかもしれない…と思うようなやりとりが、そこらじゅうで繰り広げられている。戦渦の人たちは意外にもケロッとして「飲みに行って発散したい」とか言っているのをよく聞く。私はショックなことがあるとまずご飯が食べられなくなるので、ダメージを受けた体で飲みに行けるなんてすごい、と心底尊敬してしまう。

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