「お料理しなさい」

こんにちは。シングルマザーのRainyです。このところPCに触る時間がとれず、全然更新できてませんでした~。更新できてなかったけど、一応(!)ご飯は作ってました。というわけで、ここ最近のご飯5日分をまとめて紹介しまーす。

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2021年7月31日(土) 「チキンカツ」

・チキンカツ
・キャベツ、水菜
・浅漬け(キャベツ、きゅうり、にんじん)
・みそ汁(小松菜、お揚げ)

チキンカツは多めに作って冷凍したので、時間がない日に揚げて食べようと思います~

2021年8月2日(月) 「天ぷら」

保育園に迎えに行くと、見慣れないものを片手に駆け寄ってきたMomo。

持っていたのはこれ、ニンジンの葉っぱ。

(食べられるって知らなかった!)

保育園の畑で育てているニンジンやきゅうりを収穫をしたということで、余った葉の部分やおばけきゅうりが配られたのだそう。

「『ニンジンの葉は天ぷら、きゅうりは浅漬けに』といって、好きな方を選べたの!Momoはウサギさんが大好きだからニンジンの葉にしたの!」

というMomo。

「というわけで、今日の晩ごはんはニンジンの葉っぱを天ぷらにしておくれ!」とワクワクだ。

一方の私は心の中で、まじかよーこの暑さの中天ぷら揚げるのかよ、Momoよなぜきゅうりを選んでこなかった、と愚痴りながら、まあこういう機会がないとなかなか天ぷらを揚げようという気にならないし、と思い直す。

というわけで、晩ごはんは天ぷらと冷たいおそうめんになりました↓

・天ぷら(ニンジンの葉、にんじん、ゴボウ、ピーマン、ちくわ)
・そうめん、トマト、薬味(ミョウガ、小ねぎ)

独特の香りがあって、美味しかったです。春菊の天ぷらとかとちょっと似てるかな。

2021年8月4日(水) 「まぐろの漬け丼」

・まぐろの漬け丼(まぐろ、納豆、オクラ、卵)
・浅漬け(キャベツ、ニンジン、きゅうり)
・茄子とパプリカの素揚げ
・みそ汁(玉ねぎ、わかめ、小ねぎ)

2021年8月5日(木) 「カレー」

・カレー(鶏肉、玉ねぎ、茄子、パプリカ、ズッキーニ、パクチー)
・チンゲン菜とたまごのスープ

晩ごはんが用意してある日に限って、普段より早く家に着くのはどうしてなのか。

スープを温めている間暇だったので、冷蔵庫に余っていた半端な野菜を素揚げしてカレーにのせました。

2021年8月6日(金) 「キーマカレー」

・キーマカレー(ひき肉、玉ねぎ、パプリカ、トマト、茄子)
・トマトスープ(ツナ、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、大根、大根、ニンジン、茄子、トマト缶)

はい、得意の2日間連続カレーです。ただし今日は会社でのお昼ご飯用に作ったキーマカレー。余ったので晩ごはんに回しました。

トマトスープは出かける前に作っておいたので、家に帰って5分ぐらいでご飯が出せました。久しぶりにちょこっと残業して帰ったので助かった。ありがとう、朝の自分よ。

「お料理しなさい」

たまたま読んだ雑誌で、料理研究家の「土井善晴」さんの書いたコラムが目に留まった。タイトルは「お料理しなさい」。目を引くタイトルだ。

以前、高校で講演をしたとき。「あなたの家の『家庭料理』と言えば?」というアンケートに対し、「帰ってもご飯がない家もあります」と答えた生徒がいたそうだ。

その回答について土井さんは「とても勇気の要ることだと思う」という。

母子家庭を切り盛りするシングルマザーとして、その生徒にぼんやりとした「同情」を覚えた。もしかして、シングルの家庭で育った子なのかな。きっとお母さんが忙しくて、手料理を出すことが難しかったのかしら。

対して土井さんは「ご飯がないなら、自分で料理しなさい」というリアクションだ。予想と違うきっぱりとした論展開に、さすが土井さん、と思う。

「ご飯を炊いて小鍋にお湯を沸かし、冷蔵庫にある野菜を手でちぎって入れなさい。そこに味噌をといたら、具沢山の味噌汁の完成です。みそ汁を右、ご飯を左において、姿勢を正して食べてください。小学3年生でもできます。だし汁は必ずしも料理をおいしくするものではありません。」

「料理をするとは、誰かや自分のことを考えることです。料理をすることは、それ自体が誰かや自分を幸せにすること。何を作るかは関係ない。」

土井さんの書いたものやインタビューを読んでいると、この、迷いのない物言いに心が震えることがある。別の記事で読んだこの言葉もそのひとつだ。

「そんなにいろいろ食べさせなくてもいいから、ニコニコ笑顔でね、ご飯炊いて、味噌汁を作っていたらいい。味噌汁が具だくさんなら栄養的にも満足だし、問題ない。1日3食それでもいいから “はい、これ” って。これじゃ足りないって子どもが言ったら “うちはお金がないから仕方がないの” って言えばいい。子どもはちゃんと理解するから。」

うん、まさに。その通りだなと思う。ニコニコ笑顔で作れないようなものを無理して作らなくてもいい。そんなことより、笑顔で一緒に過ごすことのほうが大事。

私は料理が好きだし、Momoが喜んで食べてくれるのを見ると、ついついたくさんおかずを作って出してしまう。Momoを待たせている間は、テレビを見せていることが多い。でもそれって。本当に彼女の求めてることだろうか。

土井先生に聞いたら。きっと「余計なものを作るのはやめなさい。ご飯とみそ汁だけつくって、浮いた時間で子供と遊んであげなさい」と言われるんだろうな、と思う。

初心に立ち戻って考えるのって大事なことだな、と改めて思う。料理だけじゃなくて家事でも、仕事でもそうだよね。

Momoが高校生になって、「家の 『家庭料理』 と言えば?」と聞かれたらなんて答えるんだろう。

カレーかなw

それとも、うーん、なんだろう。

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