愛おしき言い間違い

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2020年8月6日(木)の晩ごはんを紹介したいと思います。

今週は、主にこちらの食材と、冷凍してある肉や魚を中心に献立を考えています。

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2020年8月6日(木)の晩ごはん「チキンカツ」

・チキンカツ
・千切りキャベツ
・ベランダトマト
・キュウリキムチ
・みそ汁(たまねぎ、じゃがいも、お揚げ、ワカメ)

ずいぶん前に下ごしらえして冷凍しておいたチキンカツ(そのときの記事はこちら→)。どんだけ前のだよ、って感じですが、1回分だけ残っていたので、揚げてチキンカツ定食にしました。

相変わらず「唐揚げだー!」と喜ぶMomo。あっまた唐揚げって言ってる、可愛いなあ、と思いつつ、この「唐揚げ呼び」もいつか矯正されてしまうのだろうか、と悲しい気持ちになる。

例えば、Momoは少し前まで、ドナルドを「トナルド」、ピノキオを「ピノキ」と呼んでいた。三匹の子ぶたでお兄さんがつくるのも「わなのおうち」だと言っていた。

これらの「愛おしき言いまちがい」たちは、時を経て、いつの間にか直ってしまった。

たまに「トナルド」時代のMomoが無性に恋しくなって、「Momo、『トナルド』って言ってみて」と頼んでみるが、当の本人は「トナルドって、なんじゃそれ?」などと言って取り合ってくれない。

Momoよ~頼むから「トナルド」って言っておくれ、それか、「おんきり(おにぎり)」でも「まんまん(アンパンマン)」でもいいからさ、などとすがりついて、いよいよ嫌がられる。私はまるで、娘を彼氏にとられた父親のようだ。

ああ、こうやって親は、取り残されていくのかあ、と思う。

思春期の頃、当時はずいぶんシンプルであったはずの携帯電話の契約プランについて全然理解できていない両親に驚いたことを覚えているが、私も「トナルド」とか「まんまん」を引きずっているうちに「鬼滅の刃も知らないの?」と言われる側になってしまった。

将来、Momoの結婚相手に「この子は昔、アンパンマンを『まんまん』と呼んでいて、それはそれは可愛かったのですよ」と言って、Momoに怒られるところを想像する。私はMomoが『まんまん』の頃から何も成長していないばかりか、もう立派に成長したMomoを『まんまん』扱いして怒られるのか…

なんとしても阻止しなくては!今なら未だ間に合うぞ!と自分に言い聞かせる。

でも、もう一回聞きたいなあ、「トナルド」。

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