こんにちは。2020年11月17日(火)の晩ごはんを紹介します。
今週の食材はこちらです↓
2020年11月17日(火)「ラムスペアリブ」
・ラムスペアリブ
・サラダ
・アボカド
・オレガノポテト
・ニラ玉汁(写ってないw)
通常1,000円ぐらいする骨付きラムが半額になっていたので買ってみました。が、ラムのにおいが強すぎてあんまり。なんだか本当に、動物園でふれあい体験をしているときの、あの羊たちのにおいがして。Momoは、かわいそうすぎて食べられないと言って残してしまいました。
同じスーパーで売ってる「焼肉用手切りラム」は、同じニュージーランド産でもとってもおいしいんだけどなあ。流通ルートが違うのかしら。すっごく楽しみにしてたのに残念。
過去を思う
同僚にお勧めされて、東村アキコさんの「かくかくしかじか」という漫画を読む。自身の半生を描いた自伝的漫画で、受験を控えた高校時代から、遊び惚けてしまったという大学時代、そして卒業後に至るまでを描いたものだ。今はシングルマザーとして子供を育てているそうで、時々、子の世話を片手に漫画を描くシーン(ほんとに左手で子の世話をして右手で絵を描いているw)も出てくる。大学時代の時間を無駄に過ごしてしまったことや離婚したことなど自分と重なる部分も多く(だめなとこばっかりw)、共感しながら楽しく読んだ。
考えてみると。つい最近まで大学生だったような気でいたけれど、実はそれって、10年以上前のことなのか!と気付いてびっくりする。10年。あっという間だったけど、本当にいろんなことがあったなあ、と思う。就職、結婚、不妊治療、離婚(しかも裁判!)、などなど。
ふと、懐かしくなって、学生時代に住んでいた町をGoogleのストリートビューで散歩してみる。あっ、このカレーやさんまだあるんだあ、とか、この古着屋でバイトしてたなあとか。今、着ているこの服も、ここで買ったんだっけなあなどと思い出す。
部屋の片づけで写真を見つけてしまうと全然片付けが進まなくなる、というのはよくあるけれど、ストリートビューにおける懐古はなんだか不思議だ。自分が写っているわけじゃないのに、「ああ、ここに、私も立ってたんだなあ」というだけで、何とも言えず懐かしい気持ちになるんだよね。
18のとき住んでいたアパートの前まで行ってみる。そうそう、この部屋。上京してすぐのころ。ここに住んでたんだよなあ~と懐かしむ。撮影日はずっと最近だから、今は別の人が住んでるんだろうなあ、と思う。昔の住人がストリートビューで見てるなんて知ったら気持ち悪いだろうか、と、ちょっと不安になる。
ふと思い出して、昔付き合っていた彼氏の家の前まで行ってみた。ここ、よくビール片手に散歩したよなあ。と、そこには建設中の家が写っていた。そういえば、と記憶がよみがえる。
彼の家の隣は更地になっていて、当時はそこを駐車場にして人に貸していた。彼は長男だったので、誰かと結婚したらこの土地を使って家を建てるようにと、親から言われてるんだ~と言っていた。たしか「何で今、私と、じゃなくて『誰かと』って言ったの!」などと文句を言った覚えがある。ああ恥ずかしい。でも。ということは。彼も、所帯を持ったのかしら、と思う。私が付き合っていたころは「モラトリアム期間」とか言って、自由に暮らしている人だったけどな~。
10年。10年も経てば、そりゃあいろんなことが変わるよなあ、と思う。私の中の彼はいまだに「モラトリアム人間」だけれど、現実は一戸建てを所有する一家の大黒柱になっていても不思議ではないのだ。彼の中での私もまた、学生のまま止まっているかもしれないけれど。現実にはもうすぐ5歳になる子のお母さんだし、結婚して、離婚裁判をして、シングルマザーになるところだし、と思う。当時考えてもいなかった、通訳の仕事をしているしな。
ということは。これからの10年も同じように、いろんなことが待ってるのかしら、と思う。Momoは、どんな子に育っていくんだろうか。私は、どんな40代になるんだろうか。今は全~然想像つかないけど、もしかしたらもう一度誰かを好きになったり、誰かが自分を好きになってくれることがあったりするのかなあ、とぼんやり考える。離婚のきっかけになった色々が起きたときは人間不信になって、誰が相手でも怯えていたけれど。3年経ってようやく、人を信用する力が戻ってきたしなあ、と思う。
かくかくしかじか。面白かったのでみなさん読んでみてね。「ママはテンパリスト」という育児漫画もあるそうで、気になるところ。古本屋で探してみよ―かな。
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