こんにちは。
連日の猛暑ですが、扇風機(ナショナル)と、うちわ(もらった)でなんとか戦っているシングルマザーのRainyです。
2020年8月19日(水)の晩ごはんを紹介したいと思います。
今週は、主にこちらの食材でやりくりしています。
2020年8月19日(水)の晩ごはん「うな丼」
・うな丼(中国産@一串398円を二人で半分こ)
・ネギ入り卵焼き
・ぬか漬け
・みそ汁(茄子)
Momoの体調がよくなったので、前から食べたいね、と話していたうなぎにしました。国産うなぎは高くて手が出せなかったので、中国産でご勘弁。魚焼きグリルであたためたので、ふわふわになりおいしかったです。
お母ちゃんは優柔不断
以前ちらっと書いたことがあるが、私は大の優柔不断だ。それも、今に始まったことではない。優柔不断歴、かれこれ30年になるんじゃないだろうか。
一番過去の記憶として覚えている優柔不断エピソードは、小学校入学前の「ランドセル決め」だ。
今とは違って、当時は、「男児は黒、女児は赤」と決まっていた。なので悩むことは何もないはずなのだが、あろうことか私は、陳列してあった「微妙にピンクっぽい赤」のランドセルが気になって止まらなくなってしまったのだ。両親には「普通の赤に決めなさい」と言われる。でも、だめと言われれば言われるほど欲しくなってしまう。
そのうち、なぜか店員さんまで加わり、大人たち総出で「赤にしたほうがいいよ」という説得が始まってしまった。でも、説得さればされるほど「微妙にピンクっぽい赤」が欲しくなるもので、頑としてきかない私の態度に、ついには両親が折れた。
「じゃあそのピンクっぽいのにしたらいいよ。はい、決まりね。」
はい決まりね、と言われたとたん、「学校で、私以外の全員が赤だったらどうしよう」「浮いてしまっていじめられたら」という不安が襲ってくる。そんなことになるぐらいなら。やっぱり赤のほうがいいかもしれない、と「ピンクっぽい赤」を持ってレジへ向かう両親を必死に追いかける。
結局、ランドセル決めはその後昼食をはさんで午後までかかり、私は、両親と店員さんおすすめの「赤いランドセル」を選んだ。
赤いランドセルのお会計をしているとき、店員さんが小さな箱を二つ持ってやってきた。
「今ちょうどキャンペーンをやっていて、ランドセルを買ってくれたお客様に『目覚まし時計』か『ランドセル型キーホルダー』をプレゼントしているの」
ようやくランドセルを決めたと思ったら、今度は『目覚まし時計』か『ランドセル型キーホルダー』を選ばなければいけないのか、と思って絶望する。
「『ランドセル型キーホルダー』が欲しいけど、両親は実用的だと言って『目覚まし時計』をすすめるだろうな。うーん、でも。欲しいなあ、キーホルダー。」などと考えをめぐらす。すると店員さんが
「おねえちゃん、今日「赤いランドセル」に決めてとっても偉かったから、特別にどっちもあげるね」
こうして私は、両方のおまけをもらって帰ったのだった。
当時は「ピンクっぽいのを我慢した私へのご褒美だ」と信じて疑わなかったが、今思うと店員さんは私の優柔不断さを見抜いていたんだろうな。
ところで先日、小学4年生の女の子と話す機会があった。「どうしてブラウンのランドセルにしたの?」と聞いてみる。
「まず、ランドセルは6年間使うものだから、1年生の時に好きだった『模様』が6年間ずっと好きとは限らないでしょう。だから私は「無地」のランドセルに絞って決めたの。その中でも、一番飽きのこない、ブラウンに決めたんだ。」
おおおおおおお、かっこいい、すごい、かしこい、と思って気が遠くなる。小学生にしてこの論理性。
対する私は、それから30年近くたった今でも、Momoの助けを借りないと「かつおの刺身とまぐろの刺身どっちにするか」も決められないのに。
先日、リサイクルショップで、以前から気になっていた商品が売れてなくなっていることに気が付いた。思わず「ああ、あれ、売れちゃったんだ。ちょっと欲しかったんだけどなあ」とつぶやく。
するとMomoに「欲しいものがあったら、すぐ買わないとだめなんだよ。そうやってなくなっちゃうから。」と言われた。
おおおおお。Momoよ、お前もか。良かった、私に似なくて。本当に。と思って涙がこぼれる。
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