自分の人生は自分で変えられる

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2021年4月28日(水)の晩ごはんです。

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2021年4月28日(水)「カツカレー」

・カツカレー
・サラダ
・みそ汁(なめこ、豆腐)

Momoとの約束通り「カレーライス」を作りました。Momoははりきっておかわり。が、途中でおなか一杯になって結局私が食べる羽目に。このままでは、また妊婦さんと間違えられてしまうのでは。と心配になる。

自分の人生は自分で変えられる

今日はちょっと重たい話。

あまり詳しくブログに書いたことはないけれど、私たち夫婦が離婚することになった原因は、平たく言うと「夫の不貞」だ。

離婚が成立するまでの3年間、私は、そのショッキングな出来事にある意味ずーっと「縛られて」過ごしてきた。

幼い子どもがいるのに、家族がバラバラになったこと。
戻るつもりのなかった地元に戻らなければならなくなったこと。
覚悟もままならないまま、子どもをひとりで育てていく状況になったこと。

そんな、自分の身に突然起きたあらゆる変化たち。それらを全部「夫の不貞のせい」と捉えていた。

夫が不貞をしたせいで、幼い子どもがいるのに、家族がバラバラになった。
夫が不貞をしたせいで、地元に戻らなければならなくなった。
夫が不貞をしたせいで、子どもをひとりで育てていく状況になった。

ー彼はどうしてあんなことをしたの。

そんな風に。

もう起きてしまったこと。それも、自分ではなく他人が起こしてしまったことについて嘆きながら自分の中で消化する、というのは、本当に不毛で気の遠くなるような作業だった。時間が経ってショックが薄れていくのを、どうにか耐えながら待つしかないのかな、と思って過ごしてきた。

ちなみに、夫が何をしたのか、ということについては、今まで何人かの人に話をしたことがある。その中でたったひとりだけ、「私なら離婚しないな」と言った人がいた。

「私なら許して、再構築するかなあ。そんな変な人他にいないって思って、逆に絶対離さないぞ!ってなると思う。Rainyちゃんも許してあげなよ!」

そう言われて私は、頭を殴られたような気持ちになった。

そういう捉え方や、選択をする人もいるんだー。

それからしばらくの間、私は、彼女との会話のことをすっかり忘れて過ごしていた。最近になってふと思い出して、あることに気がついた。それは。

「離婚」という選択肢は、「私が選んだもの」だということ。

こんなことになったのは。もちろん夫が家族を裏切ったことが始まりだ。でも。

見えていなかっただけで、私には「離婚しない」という選択肢もあったんだなあって。

家族がバラバラになること、地元に戻ること、ひとり親になること。これらは、私が「夫の過ちを受け入れない」という選択をしたからこそ発生した変化であって、「許す」という選択をしていたなら起きていなかったことなのだなあ、って。

もっと早い段階で、心の弱った状態で「選択」のことに気づいていたら、自分を責めてしまっていたかもなあ、と思う。

もし、私が「許せる」タイプの人間だったら。家族をバラバラにしてしまったのは「夫の不貞」ではなく「私の選択」。私のせいで、Momoの人生を変えてしまったー。

そんな風に。

でも。あれからずいぶん時間が経って、その間、本当に色んなことを経験した。友達もできて、仕事があって、家計も回せていて。幼い頃にぐるぐると絡まってしまった私の心をするすると紐といてくれる先生にも出会って。

やっと心が安定してきた今、

私の人生は夫によって変えられちゃったわけじゃない。
これから先の人生をどうするかも、自分が自分の選択で決めていい。

そんな風に思うようになりました。先生にACの話を聞いてからかなあ。「夫に人生を変えられてしまった」という被害者的意識。それがあったころはすごく辛かった。どうしようもない憎しみとか悲しみに心が支配されて、「自分」というのがなんだか、よくわからなくなっていました。

生きていたら。自分の意志だけではどうにもならないこともたくさんあるし、うまくいかないこともたくさんある。でも、その都度、その時に「最良だ」と思う選択をする権利というのは、人間ひとりひとり、みんなにあるんだなあって。気づかなかったけど、もちろん私にも。そしてMomoにも。

私もまだまだ練習中だけど。Momoには、安心して自分のための選択をできる大人に育っていってほしいなと思います。そのためには、Momoがいつでも自分自身を信じられるように、まずは私が安心をあげなくちゃなあ。

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