半径1メートルで暮らす

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2021年5月18日(火)の晩ごはんを紹介します。

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2021年5月18日(火)「ピーマンの肉詰め」

・ピーマンの肉詰め
・サラダ(レタス、水菜、きゅうり、トマト)
・わかめと卵と小松菜のスープ

朝から「今日は晩ごはん作り、手伝う!」と言っていたMomo。夕方までにはケロッと忘れるんだろうなーと思っていたら意外にも覚えていて(笑)。予告通り、ピーマンの肉詰めを作ってくれました。Momo、ごちそうさま!

半径1メートルで暮らす

先日もちらっと書いたが、このところ連日、Momoの寝かしつけとともに寝落ちしている。

24時近くにふと目を覚まし、起きてるのか眠ってるのか分からないような半覚醒状態で洗濯物を干す。干し終わるとそのまま布団に戻り、Momo(大の字)の支配が及んでいないエリアを探して潜り込む。

ああ、また寝落ちしてしまった、という残念な気持ちと強烈な眠気に包まれ、そのまままた眠りの世界に戻る。

友達にその話をすると、「これじゃんw」と言って「眠りの小五郎」の画像が送られてきた。

毛利小五郎。確かに。と思う。私も実は朝まで熟睡していて、その間に洗濯物を干してくれたのはコナンくんなのかもしれない。コナンくん、ありがとう。シングルマザーと5歳のどろんこを干してくれて。と思う。

とまあ、そんなことが、ここ一週間ほど続いている。

先日図書館に行った時。『若者はなぜ、半径1メートル以内で暮らしたがるのか』というタイトルの本が目に入った。若者ではなく老人だが、私も「半径1メートル以内で暮らしたがっている」人を知っている。

母だ。

先日実家に行った時。iPhoneの充電コードが断線したので新調した、という話を聞いた。やっぱり純正品が安心だから、少し割高だけれど純正品を買ったんだという。心の中で「半年で断線したのも純正品では?」と思うが黙っておく。

そんなわけで、買うコードが決まった状態で電気屋に向かった母。ものの5分もあれは買い物が終わりそうなものだが、思わぬ落とし穴があったらしい。それは「コードの長さ」という選択肢の存在だ。

売り場にあったコードは2種類。1メートルのものと2メートルのものだ。母は2メートルのものが欲しいと思ったそうなのだが、2,000円と価格が高いので悩みに悩み、ウロウロと迷ったあげく結局、1メートルのものを購入してきたらしい。

母が2メートルのコードを欲しいと思った理由はただ一つ。コタツ(まだ仕舞ってない)からできるかきり動きたくないからだ。確かに。2メートルあれば、充電しながらどんな方向にでも寝っ転がってネットサーフィンを楽しめる。

コナンくんに洗濯物を干してもらっている私が言えたことではないが、「それはものぐさすぎでは?!」と思わず突っ込んでしまった。

ただでさえ運動不足なのに、唯一の運動ともいえるiPhone充電器の抜き差し(笑)までなくなったらどうなってしまうのか、と不安になる。

そんな母も、私が子供のころは、今では考えられないような種の家事をこなしていた。

古民家に住んでいた我が家の風呂は五右衛門風呂で、毎日火で焚く必要があった。そもそも風呂場もトイレも家の外にあったので、行く度に靴を履き替えたり、外に出たりしなければならなかった。

洗濯機はもちろん二層式だし、洗濯物を干すのもベランダではなく庭。大人になった今思うと、幼児を抱えてさぞかし大変な思いをしただろうなあ、と思う。

その母が。30年後、半径1メートルで暮らしたがる老人になってしまうとは。

五右衛門風呂のころは想像もしなかったことだ、と思う。

ま、私もコナンくんに洗濯物を干してもらうシングルマザーになるとは想像してなかったけどw

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