Momoが本当に言いたかったこと
「ずっと言わずにいたお金のこと」の続きです。
「夕飯を外食にしたい」というMomoのリクエストから、「うちにはそんな余裕ないんだよ」という、ずっと言わずにいた一言を言ってしまった私。Momoは「うち、お金ないの?」と泣いてしまいました。
ちゃんと話をしなくちゃ、と、どうにか自宅まで戻ってきたMomoと私。さっきのことを謝って、お金はちゃんと貯めてあるけれど、自由に好きなだけどんどん使えるわけではないんだよ、ということを改めて説明する。お母さん、一生懸命働いてMomoが欲しいもの何でも買えるように、外食にもいっぱい行けるように頑張るからね、と言うと、「ありがとう」と泣き止むMomo。
Momoは4歳。将来のためにお金をとっておく、という概念を理解できるはずがないよなあと思う。それに、お金の心配をする必要なんてないはずの年齢だ。ああ、お金のことを言ってしまって、本当に申し訳なかった、と反省する。
どうしてそんなに外食したかったのか、改めて聞いてみる。すると。
「Momo、おかあさんがご飯作ってる間いつもひとりで待ってるのが寂しかった。お父さんがいたら一緒に待てるのかなあ。Momoんちにはお父さんがいないから、Momoひとりで待つしかないのが寂しかった」と言う。
そうか。Momoは、お母さんともっと一緒に遊びたかったんだね。もっと、Momoを見て欲しかったんだね。ごめんよMomo、と思う。お母さんがいつも家のお仕事ばかりしているから、悲しかったんだね。
外食ならお母さんがキッチンに立つことがないから。だからお外で食べたいと言ったんだね。そう聞くと、Momoは静かにうなずいた。
その後、相談をして、ご飯の準備はできるかぎり、Momoが寝ている間に済ませる、ということを約束した。もしできないときは、お総菜を買ってきて食べること。その代わりに、Momoも21時半までに寝るのを頑張る、と約束してくれた。
Momoにとってたたひとりの家族なのに。こんなことも気づかないお母さんでごめんね。寂しい思いをさせてしまったことが本当にショックで、いろいろ考えてしまって、昨夜はあまり眠れませんでした。
朝は5時に起きて夕飯のチキンカツ作り。シングルマザー、がんばるぞ。
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