白菜が風邪をひく

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

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本日のまかない飯

ボケボケの写真になっちゃったけど、美味しかった!です。

白菜が風邪をひく

「ほれ白菜のひと、おひまならおいでください。」

事務所で仕事をしていると、声が聞こえてくる。

「白菜の人」とは。

紛れもなく私のことである。

勤務先のおばあちゃん(80代)の作る白菜漬けが美味しくて、次に漬けるとき教えてもらう約束をしてあったのだ。

厨房に向かうと、しっかりした白菜が3株。そしてあの黄色い漬物容器が鎮座していた。

おばあちゃんによると、「まずは塩を辛めにして3株漬け、数日後に生の白菜を追加する」というやり方をしているらしい。

まず、白菜を縦に四つ割にする。

葉の間に、多めの塩を入れていく。根元に近い部分は漬かりにくいので、塩をさらに多めに振る。

容器に白菜を詰めていく。だいたい3段ぐらいになる。

重石と蓋をのせ、そのまま屋外で3日ほど漬ける。

水が上がってきたら一旦白菜を取り出し、四つ割にした生の白菜を漬け汁に入れる。

漬かった白菜を上に戻し、さらに3日ほど漬けたら完成だ。

「なあに、なんてことはないから誰にでもできるよ」

いとも簡単に仕込んで見せてくれたけれど、

おばあちゃんの働いた手が漬ける白菜は、そんなに簡単に真似できるものじゃないんだよなあ、と思う。

「とにかく、最初の段階で塩を多めにすること。水さえ上がってくれば、白菜は風邪ひかないから。」

!!!

白菜が風邪をひく…!

なんて素敵な表現。

年配の方の言葉って、どうにも私の心をきゅんとつねる。

白菜漬け、私もやってみようと思います。

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