こんにちは。シングルマザーのRainyです。
放送大学のウェブサイトに、私が受験した入学試験の概要が掲載されていたので紹介します。
ちょっとわかりにくいですが、2022年の8月に出願→12月に結果発表→2023年4月に入学、となる学年の概要です。
2023年度大学院入学者選考結果
2023年度は募集人数500名に対して出願者数が719名。最終合格者が242名で、倍率は2.97倍だったようです。
例年のことですが、第二種指定大学院として「臨床心理士」の資格が取得可能な「臨床心理学プログラム」の倍率が10.71倍(30名の募集に対して257名の出願)と、平均を大きく押し上げています。
他のプログラムを見てみると、生活健康科学プログラム、社会経営科学プログラム、情報学プログラム、自然環境科学プログラムは出願者数が定員を下回っています。が、これらのプログラムも全入というわけではなくそれなりに不合格者が出ているようなので、研究計画書や試験結果がきちんと考慮されての合格なのかなと思います。
臨床心理以外で出願者数>募集人数だったのは、私も受験した人間発達科学プログラムと人文学プログラムですが、どちらも最終倍率2.6程度とそこまで高くはない様子。ただどちらのプログラムも合格者が定員を下回っているので、絶対評価で合否が決定されたのだと思います。(特に人文学。90名定員のところ、40名しか合格してないです!)
個人的な推測ですが、面接を通して「研究計画が(遠隔指導下で)実行可能なものかどうか」という点や「学生が遠隔指導に慣れているか」という点が重視されてるのではないかなあと感じました。
実際、二次試験前に行われたZOOMのトライアル接続で「繋がらない!やり方がわからない!大学が悪い!」などとごねているおじいちゃんがいて「この状態ですと、合格されても指導を受けることが困難ではと思いますが…?」とたしなめられていました。
何はともあれ、修士全科生への出願のチャンスは年に一回、8月のみです。研究計画を立てるのには思ったよりも時間がかかる(素人の私にはかなりしんどいプロセスでしたし、その後の審査全てがそれに基づいて行われる)ので、受験を検討されている方は早いうちに準備に取り掛かるといいのではと思います。
私が去年に戻ってもう一度のプロセスを踏むなら、4月ごろまでに興味のあるトピックを列挙し、関連する先行研究について網羅的に調べる→6月までに研究課題を決め、具体的な研究方法の検討に入る→7月には研究計画をあらかた書き上げ→8月の出願までに「遠隔で指導をうけ、2年で研究を遂行することが可能か」という視点で調整をする、というスケジュールで動くかなあと思います。
↑実際は上記のプロセスをほぼ8月に入ってから全部やった感じだったのでめちゃくちゃ大変でした、笑。
今年受験しようと思っている方の参考になれば!
コメント