2020年11月4日(水)「ポークソテー」と、激安ワタリガニで負傷する

こんにちは。11月4日(水)の晩ごはんを紹介したいと思います。が、今日の写真はなんだかぐろいです…お食事中の方はUターンを。(料理ブログですが)

今週の食材はこちらです↓

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2020年11月4日(水)「ポークソテー」

・ポークソテーオニオンソース
・サラダ(水菜、ケール、きゅうり、レタス、トマト、紫キャベツ、アスパラガス)
・ヤムウンセン(はるさめ、鶏ひき肉、セロリ、小ねぎ、パクチー)
・みそ汁(ワタリガニ)

 ポークソテーとカニのみそ汁とは我ながらなんだか不安になる組み合わせ。前回の買い出し時、99円で購入したワタリガニ。お鍋に入れようと思っていたのにすっかりわすれてしまい、冷凍庫に放り込んでおいたのです。次のお鍋まで待とうかな~と思いましたが、Momoがみそ汁にして食べたいというので作ることに。

 ポークソテーは、これまた見切り品になっていた豚肉で。304円のお肉を半分こして食べたので、一人当たり152円。安い。が、しかし、やわらかくて普通においしかったです。 

激安ワタリガニで負傷する

 帰りの車で、わーい!今日はカニのみそ汁だー!と喜ぶMomo。なんて可愛いんだろうと思う。99円のカニなのに。こんなに喜んでくれるとは。

 家に着いてさっそく出汁をとり、みそ汁を作る。味見をしてみると、意外としっかりカニの味がする。結構おいしい。いただきますをすると、真っ先にみそ汁に箸を伸ばすMomo。「お母ちゃん、カニってどうやって食べたらいいの?」と言う。

 これは。ほどんど出汁用のようなもので、可食部はほとんどないのだ。99円だし。と思う。一方のMomoは、「カニ、早く早くー。食べたいよー」とはしゃいでいる。

 よし。お母ちゃんがとってあげるからね。このカニの、食べられる部分を。待っててごらん。と言って、Momoのお椀からカニを取り出しえいっと折る。引っ張ると出てきたのはカニの骨。骨、というのかは分からないが透明のヘラみたいなあれ。案の定、というか、可食部はほとんどない。

 「うーん、この指は空っぽだね。こっちはどう?」とMomoが指したのは一番太いはさみの部分。よし、ここなら、と力を入れる。が、なかなか折れない。こいつは手ごわいぞ、とさらに力を入れる。

 痛っ!!!!!

 はさみの根元にあった「とげ」のような突起で、親指の付け根をまんまとやられてしまった。結構深く切れたようでどんどん血が出てくる。

 その様子を見たMomo。「大変だ!」といって、あっという間にティッシュやばんそうこうを持ってきてくれる。ばんそうこうに至っては、市販のカットバンを持ってきてくれたのに加え、セロテープと折り紙でできたハンドメイドバージョンまで用意してくれた。

 Momoよ、ありがとう、と思って泣きそうになる。99円のワタリガニを喜んでくれて。99円のワタリガニで負傷した母を手当てしてくれて。99円のワタリガニから可食部を穿り出そうとしてけがをしたことや、そのカニに身がほとんどなかったことが情けなくて、泣きそうになる。

 年末年始にでもさ、おいしいカニ、食べに行こうか!と言うと、目をキラキラさせてうなずくMomo。おいしいお店、探してみようかな。この記事を私の親愛なる妹(独身貴族)が見ていることを期待しつつ。

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