感情を切り離す

コメント 1件 2024/03/08)

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

せっかくなので、縫ったスカートを紹介していこうと思う。5着縫ったスカートのうち2着目がこちら。昨日の記事であげたのの色違い。

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感情を切り離す

本当に仕事ができる人って、感情を入れずに淡々と仕事をするなあ、と思う。目の前のタスクをどう処理するのが合理的で、かつ、周りの人が動きやすいか。自分の「感情」や「思い」とは切り離して、合理性や効率を考えて動く。

私はこれを、以前の職場で一緒だった才女の仕事ぶりから学んだ。

例えば。抱えているタスクが、締め切りに間に合うかどうか微妙な状態にあるとする。期限までに仕事を終えるには、いくつかの手段が考えられると思う。

  1. 残業や持ち帰りをし、なんとしてでも自分一人で終わらせる。
  2. 残業や持ち帰りでギリギリまでやって、もし終わらなければ他の人に手伝ってもらう。
  3. 早いうちに「間に合わない」と宣言し、他の人に割り振って手伝ってもらう。

私も含め、多くの人は、1番か2番を選ぶんじゃないかと思う。自分のやり方でやってきたものを他人に説明するのも大変だし、ギリギリまで頑張った方がえらいし、「できません」と宣言したら評価が下がるんじゃないかと不安だからだ。

友人の才女はこの場合、早々に3番を選ぶ。仕事が与えられた段階で「一人ではできない量なので、手の空いている人を募集します」と宣言し、みんなに少しずつ仕事を振り分ける。振られた方も、締め切りが先なので自分の仕事とのバランスをとりやすい。「できない」と宣言することで自分の状況をオープンにし、上司を含め周りの人が業務の状況を把握しやすい。

この「できない宣言」。人間の心理的に、すごく難しいものだと思う。能力の低さを露呈してしまう感じがするし、自身の成果物を産出するために「業務を囲いたい」と思う人も多いだろう。職場の人間関係によっては「あの人に頼りたくない」みたいな気持ちが働く場合もあるんじゃないかと思う。

「能力の低さを露呈してしまう感じ」「業務を囲いたいという思い」「あの人に頼りたくないという気持ち」。これらは全て自分の「感情」であって、本来、仕事の効率を下げてしまうものたちなのだ。

接客の仕事をしていると、本当にいろんな人がいるなあと思う。それに、ただの事務仕事よりも臨機応変に動かなくてはいけない事柄も多い。そんな時「○○であるべきなのに!」とか「私はこう思うのに!」いった感情で動くと、どうしても動きが鈍くなる。

そんなわけで。仕事で判断に迷った時、私はいつも「才女ならどうするだろうか」と考えて動くようにしている。

先日、才女本人にその話をしたら「私、言うほど仕事できんよw」と笑われたが、具体的な指標が身近にいて、私はすごく恵まれてるなあ〜と思う。

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