自閉症スペクトラム(ASD)のパニック対処法

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

以前Momoに自閉症スペクトラムの診断がおりたという記事を書きましたが、小学校に入って環境が変わって以来、頻繁にパニック反応を起こすようになってしまいました。

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ASDのパニック反応

自閉症スペクトラムの子は一般的にこだわりが強く、急な予定変更やイレギュラーなことが起きるとパニック反応を起こしてしまう特性があります。

パニック反応は子供によって様々で、Momoの場合は

・癇癪を起こし、ひっくり返って泣く
・感覚過敏が一時的に激しくなる

という反応を起こします。

「感覚過敏が一時的に激しくなる」というのは、具体的に言うと「ひっくり返って泣きながら耳を塞いだり、髪の毛先が肩について痒いなどとわめく」という状態です。

同じ診断がついていたMomoの父親は、パニック中「視線が合わなくなってフリーズする」というタイプだったので、出方は本当に人それぞれなのだと思います。

勉強不足だった私は、Momoの癇癪を「ただの駄々っ子」なのだと思い、

「ほら、体を起こしなさい」とか「お母さんの話を聞きなさい」とか「泣くのをやめなさい」という絶対にしてはいけない声かけ・対応を繰り返していました。

パニックを起こしている最中は、耳が一切聞こえない状態なので、おさまるまで待つしかないのです。諌めるような声かけはパニックをエスカレートさせるだけなので、とにかくおさまるのを待つ、というのが正しい対応ということになります。

発達相談に行った際、低反発のクッションやぬいぐるみで身体に圧をかけると落ち着く子が結構多いと聞いたことがあるので、同じようなことで悩んでいる方がいらしたら是非やってみてください。(Momoの場合は効き目なしでした、涙)

見本として見せてもらったのは円柱型と恐竜型の低反発クッション&ぬいぐるみでした。(恐竜の方はダイソーで500円だとか?)

Momoがパニックを起こすのは「持ちもの準備」や「朝晩のルーティンワーク」のときです。

ワーキングメモリーが凹なので、私が口頭で「ランドセルをここに置いて、教科書を出して、連絡帳をお母さんにちょうだい」などと複数の指示を一度に与えると、情報を記憶することができずパンク状態になってしまっていたのでした。

ということで、視覚的にやることを把握するための資料を作ってみることに。

渡してみると3日ほどで、パニックを起こすことなく準備を一人でできるようになりました。

どなたかの参考になればと思うので、こちらに載せておきますね。よかったら編集して使ってみてください↓

という感じでとにかく秩序のない4月を過ごしていたので、なかなかブログを更新できずにいたのでした。

MomoのASDに対するサポートについては続編もありますので、また改めて更新しますね。では!

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