自閉症児の素直さ

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

Sponsored Links

自閉症児の素直さ

お風呂に入っているとき。

ふとMomoを見ると、なんと、ひざを舐めている。

ひざの次は、今度はふくらはぎを舐め始めた。

びっくりして

「Momo、あなたさっきから何やってるのw」

とつっこむ。

「あのね、この間学校で転んだときに、先生が『舐めときゃ治る!』って教えてくれたの。だから、治るように舐めてるの。」

なるほど。と感心する。

先生の言葉を、字義通りに受け取ったのね。

翌朝。

「おかしいなあ。ちゃんと舐めたのに、全然治ってないの。」

昨晩舐めていた青アザを見て、不思議そうに首を傾げるMomo。

「先生が言っていたのは慣用句と言ってね、」という説明が喉まで出かかる。

と同時に。

ああ、この子はこの子のまま、真っ直ぐ育ってくれたらそれでいいのかもなあ。

慣用句、とか、暗黙の了解、とか、空気を読む、とか。

定型発達の人間が作り上げた「一般常識」とかいうものに、従う必要なんてないのかもなあ。という考えが浮かんだ。

人間という生き物としての密度や純度は。

もしかしたら、自閉症を持つ子供たちの方が、すごく高いのかもなあと思う。

コメント