PTA活動のもやもや

こんにちは。シングルマザーのRainyです。
近くの花屋さんに入荷していたオーストラリア原産の花、バンクシア。

普段自分のためにお花を買うことなんてないのだけれど、南半球原産の花はしっかりとしていて長持ちするので買ってみました。

オーストラリアのものは私の原動力。本当に元気をくれます。

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噛みつき癖

もう30代もそこそこで本当に恥ずかしいのだけれど、私は相当な「噛みつき癖」があると思う。思う、というか他人に言われたこともある。笑

「噛みつく」というのはもちろん物理的にではなくて、「食いつく」というか「捲し立てる」というか、とにかく自分の疑問が解決しなかったりするとクンクンの早口でしゃべって相手を困らせてしまうのだ。

後から思い出して反省するんだけれど、いくら反省しても「捲し立てた事実」は消えないわけで、ああ30代にもなってなんでこんなに子供っぽいのかとため息をつくばかりである。

つい先日も、とある人に噛みついてしまうことがあった。相手はあろうことか、学校のPTA担当の先生。絶対に噛みついてはいけない相手だ。

今までブログに書いたことはなかったと思うが、私はPTAの学年委員長をやっている。入学式の日「兄弟の所属する他学年で役員をしている」という人以外のメンバーがちょいちょいっと集められ「この中から役員を決めたい」という話があった。それはそれは長い沈黙を経て「副委員長なら」というお母さんが出てくれて、「では委員長はどうしましょう」という第二の沈黙が始まった。

私はMomoが初めての子供でPTAとはなんぞや状態だったので、やってもいいけど迷惑にならんかな、とか、他のお母さんたち私よりずいぶん年上っぽいしなあ、とか考えていたのだけれど、ついには沈黙に耐えかねて「私、やります」と手を挙げてしまったのだ。私もフルタイムで働いてはいるけれど、日中の仕事をしているお母さんたちよりは時間の都合がつきやすいしね。その時の沈黙軍団の安心顔たるや。

余談だけれど、日本のこの消去法的役員選出とか、無駄な沈黙や空気の読み合いとか、黙ってれば勝ち!みたいな文化なんなんwと思う。やるって言ったら言ったで「あのお母さん、強めだよね」的な見方をされるのも謎すぎる。

で、数日前。PTAの運営委員会(主要メンバーが集まるやつ)の出欠確認が回ってきた。日時を見ると、我が家ではMomoを預ける先がない時間帯。仕方がないので「欠席」にマルをして提出すると、翌日、担当の先生から電話がかかってきた。

「今回、議題の都合でどうしても出席をお願いしたいのです」と言う。「欠席にマルをしたのはMomoの預け先がないからなので、同伴でよければ出席できます。」と答えた。すると先生「長時間になりますし時間帯も遅いので、Momoちゃんの負担を考えるとご家族等に預けられては、、、」と提案してきた。

なんと言うことか。ここで、例の噛みつきスイッチが入ってしまった。「うちは母子家庭なので、Momoを預けられる先がないんです。なので、同席がOKでしたら連れて行くと言うことで私は大丈夫です。」と、ちょっと強めの口調で言い返してしまった。

すると先生「でもMomoちゃんの生活リズムのことなど考えますと、本当に大丈夫でしょうか?」と再確認してきたのだ。私はこの時点で「大丈夫言うてるやん!それしかない言うてるやん!!!!!!!」状態になってしまい「大丈夫かと言われましても、それしか方法がないので仕方ないです!」とキッパリ言い返してしまったのだ。

今考えると、私は本当に、沸点が低すぎるなあと思う。大反省である。

で、ここからがちょっと問題で。

「もしRainyさんが大変でしたら、学年副委員長さんと相談してもらって、代わりに出ていただくということでも大丈夫ですが」

先生はあくまでMomoの指導者として立ち回ってくださっているので、彼女の生活リズムの崩れを心配して代替案を提案してくれたのだ。

ところがうちの学年、副委員長さんもシングルマザーの方なのだ。しかも私よりも多くの子供を抱えている方で家も遠いので、私からお願いすることなんてできるはずがない。

というわけで「副委員長さんもお一人で育てていらっしゃる方なので、私からお願いはできないです。今回は私が、Momo同伴で出席します。」と返答した。今思うとかなり熱り立った喋り方をしていたと思う。

で、当日。子供を連れてきたのはもちろん私だけ。終わる時間が遅くて、私は夜勤の仕事をしているので、いろんな都合でMomoをお風呂に入れてやることができなかった。

入学式の日の沈黙を思い出して、なんか、うーーーん。と思う。

もちろんやると言ったのは私なので責任持ってやることをやる、というのは当たり前だとして。学年委員長と副委員長がどちらもシングルマザーってどうなの?手の多い人が、もっと積極的に協力してくれたら助かるのに、と思ってしまった。

気合いでどうにかなることはいくらでもどうにでもなるけれど、物理的な手の足りなさ、というのはどうにもならないからね。

ま、私が実家で同居していないのも自分の選択だし、じゃあ実家に住めば?って言われたらモジモジ〜ってなっちゃうんだけれど。

で、愚痴になっちゃったけれど、沸点の低さを自覚して、もっと相手の気持ちを考えた振る舞いをしなくては!という自戒でした。

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