アボカドって果物なのか

こんにちは。連日寝落ちしてしまい、更新が滞っているシングルマザーのRainyです。
2020年8月24日(月)の晩ごはんを紹介したいと思います。

今週は、こちらの食材でやりくりしています↓

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2020年8月24日(月)の晩ごはん「漬けマグロのねばねば丼」

・漬けマグロのねばねば丼
・かぼちゃの煮物
・鶏胸肉ときゅうりのサラダ
・みそ汁(なめこ、豆腐)

手足口病でできた口内の水疱を未だ少し痛がっているMomoのため、全体的に「ねばねば」したメニューにしてみました。

前日、117円で購入したまぐろのお刺身。買ってきてすぐ醤油、みりん、ごま油で作ったタレに漬け、一晩おく。1日経ってよく漬かったところで、オクラや長芋(前回の買い出し品の残り)と合わせてねばねば丼に。

食卓に上がった「長芋」を見て、「これはなんてお野菜?」と聞くMomo。「長芋だよ」と答えると、「どんな形なのか見せて!」と興味津々。料理を見て、使われている野菜のもとの姿に興味を持つのはとても良いことだなあと思う。それもこれも保育園での食育のおかげ、ありがたや。

以前勤めていた会社で、「近頃の子どもたちは、野菜がどんな風に実っているか全然知らない」と嘆いているおじさんがいた。

確かに。野菜といえばスーパーで買うのが当たり前、という時代なので、それらが実際、畑でどんな姿をしているのかを知る機会というのは、なかなかないよなあ、と思う。

かくいう私も、恥ずかしながら「野菜がどんな風に実っているか全然知らない」側の一員だ。例えば、アボカドってどんな風に育つんだろう、と考えてみる。うーん、分からない。

「アボカド 畑」で画像検索してみる。と、出てきたのはアボカドの「木」。おお、アボカドよ、お前は木になるものなのか、と驚く。

つい最近まで「アボド」のふりをしていたくせに、木になることまで隠していたとは!許せん!と思う。

木になる、ということはアボカドって果物なのか、と考える。よく考えると、アボカドが「果物である」ことは、少し前、スーパーのセルフレジで学んだのだ。

セルフレジでは、「バーコードのない商品」をスキャンする際、「緑の野菜」「その他の色の野菜」「果物」から該当の項目を選び、写真を選んで個数を入力する、という手順が必要となる。「写真から商品を選ぶ」というのは画期的なアイディアだと思う。文字を追うよりもずっと早く商品を見つけることができるし、日本の野菜になじみのない外国人にとっても優しいシステムだ。

しかし、その前段階である「緑の野菜」「その他の色の野菜」「果物」の項目選択というのは、私のような「全然知らない」側にとって、時にトリッキーである。

初めてアボカドをセルフレジで売ったとき、私は疑いもせず「緑の野菜」を選んだ。さあMomo、この中からアボカドを探してご覧、と言うと、「お母さん、ここにアボカド、ないよ」とMomo。

アボカドって緑じゃないのか、と手元のアボカドを見る。よく熟れて真っ黒だ。そうか、アボカドは黒だよな、と「その他の色の野菜」を選び直す。さあMomo、見つけてご覧。

ところが、「その他の色の野菜」にも、アボカドの写真はないのであった。振り返ると、レジが空くのを待つ人で列ができている。混んでるんだから、子どもにやらせないで自分でちゃっちゃとやりなさい、という視線がささる。

ごめんなさい、と思う。でもね。Momoのせいではないんです。30代の、母親の私が、アボカドの写真を見つけられないせいで遅いんです。

仕方がないので店員さんに聞くことにする。あの、アボカドのボタンってどこにありますか。店員さんはやさしく、「アボカドは果物のページにありますよ」と教えてくれた。

きっと、あとで「アボカドを野菜だと思ってる人が親になる時代なんだねえ」とか言われたかもしれないな、と思う。それどころか、私はちょっと前まで、「アボカド」を「アボガド」って呼んでたんです、ということも教えてあげたくなる。

Momoは4歳にしてアボカドが「アボガド」ではないことを知っているし、果物であることも知っているのか。すごい。と思う。

私なんか、アボカドを初めて食べたのだって大学生のころだったのにな、と思う。

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