こんにちは。シングルマザーのRainyです。
2020年9月27日(日)の晩ごはんを紹介したいと思います。
今週は、こちらの食材でやりくりしています↓
2020年9月27日(日)の晩ごはん「ガパオライス」
・ガパオライス(鶏ミンチ、パプリカ、ししとう、たまねぎ、たまご)
・空心菜の塩炒め
・みそ汁(小松菜、お揚げ)
自転車操業
Momoのリクエストで「ふれあい牧場」に行く。最近よくある「観光牧場」的施設で、牛や羊などのガチ飼育(というのか?)をしつつ、一部を子供向けに開放しているようなところだ。動物好きのMomoは、普段なかなかお目にかかれない牧場の仲間たちに目を輝かせ、ふれあいを楽しんでいる。
たいていの「ふれあい牧場」は広大な原っぱエリアを有しているので、お弁当を持っていけばピクニックができるというのも魅力の一つだ。自然と触れ合った後は、牧場特製のバニラソフトを食べ、大満足で帰途に就く。
この日は、まだ行ったことのない観光牧場に行ってみることにした。話に聞いていた通りきれいに整備されていて、動物たちの毛つやも良い。きちんと世話をしてもらっているようすが分かりホッとする。
さっそく「動物のえさ200円」(ニンジン1本…)を購入し、動物との触れ合いを楽しむ。少し前までは草食動物特有の目つき(黒目が横)や口元(下の歯が出ている)を怖がっていたMomoも、今や慣れっこであっという間にふたパック目のニンジンをねだってくる。
この観光牧場、動物がきちんと管理されているだけでなく、子供向けのちょっとしたアスレチックが用意されていた。その一つが「変わり自転車」。家族みんなで乗れる4人乗りの自転車で、園内を一周してこられるというものだ。
「Momoも、あの自転車に乗りたいよー」と言われ、お。きたな。と思う。シングルマザーあるあるだが、あの4人乗りの自転車をひとりでこぐのは結構な重労働なのだ。
しかもその観光牧場が有しているのは、単なる4人乗り自転車ではなく、前方にミニメリーゴーランド的なものがついている自転車だ。ということは。動力はそちらへも分散されるということか。と思う。
果たして(一応)女の私一人であれが動かせるのか。念のため係員さんに確認してみることにする。
「あのー、私と4歳のふたりで自転車に乗りたいんですが。」
「おおふたりか。ここにあるのは重くて無理だから、一番軽いの出してやっからな」
メリーゴーランドをあっさり無理と言われてしまい、しゅんとするMomo。
そこに、「一番軽い」という(見た目のほとんど変わらない)自転車が運ばれてきた。
「これならおかあさん一人でもこげっから。さ、いってらっしゃい。」
と送り出され、場内一周の旅が始まった。コースの前半は下り坂で、ほとんどこがなくても前に進んでいくような感じだった。おお、これならいけそうだ、と高を括る私。
しかし。
始めに下る、ということはたいてい最後に、登る、が待っているのだ。例にもれず、このコースもそうだった。
突然全く進まなくなる自転車。後ろから、何人もの家族連れに追い越される。恥ずかしくなったMomoから「もっと頑張ってはやくこげ」とのクレームが入る。Momo、これ、お母さんの全力なんだってば。
こいでもこいでも進まないので、仕方なく降りて押すことにした。4人乗り自転車に一人乗るMomoと、それを歩いて押す母。こんなに悲しいことってあるだろうか。なんだかこれ、うちの家計みたいじゃないか。一馬力の自転車操業って。とか思いながら、どうにかゴールまでたどり着く。
係員のおじさんには「おお、やっぱ重かったかあ。ごめんなあ、今度は父ちゃんも連れといで」と言われる。父ちゃん…いないんだってば。
というわけで多少の悲しい出来事はありましたが、おおむね牧場を満喫した我が家。Momoも楽しんだようで、帰りの車はぐっすりでした。
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