「愛される」感覚と、私の暗い過去

こんにちは。シングルマザーのRainyです。

最近流行っているらしき観葉植物「ソフォラ・リトルベイビー」。

米粒みたいに小さな葉っぱとくきくき曲がった不思議な形の枝が特徴で「メルヘンの木」とも呼ばれているんだとか。

調べてみたら、原産地はニュージーランドなのだそうです。

ワイルドソフォラたちが現地でどんな姿をしているのか、いつか見てみたいな。

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「愛される」感覚

こちらの記事にも書きましたが、8月まるっとブログを書けていなかったのは大学院のことで忙しくしていたから。

と、

精神的にボロッボロになっていたからです。

なぜそんな風になってしまったかというと、

いつもの「盆正月落ち(家族イベント期になると色々がフラッシュバックして体調崩す)」

子供の頃のとても嫌な経験を思い出してしまったから。

ブログに書くのは初めてかもしれませんが、私は小学校から高校まで、親の希望で、とある部活動を強制的にやらされていました。

それなりに才能があったのが親からしたら面白かったようで、何度辞めたいと懇願しても、暴力を振るわれて続けさせられるだけでした。

高校の最後の方には、摂食障害を発症して、試合中に失禁するような状態になってしまい(汚い話ですみません)

10年目にして、親に黙って勝手に部活を辞めました。

家に帰ってそのことを話すと、床が血まみれになるほどの暴力を振るわれました。

そして

「部活を辞めたお前にはもう生きる価値がないから、この場で包丁を持ってきてじさつしろ」

と言われました。

今まで他人に言われた中でも、一番きつい言葉でした。

それ以来親からの暴力はピタリと止みましたが、

自分をあんなにも苦しめたスポーツを疎ましく思う気持ちはいつになっても消えず

テレビの中継をみただけで戻してしまうような時期もありました。

部活動をやめてからちょうど15年。

それだけの時が経ち、TVのスポーツ中継が流れていても気になることはなくなり、

ようやく自分の気持ちに整理がついたのかなと思っていた矢先。

私のやっていた部活動の大きな大会が、今住んでいる市で開催されることになりました。

小さな町なので、外を歩けばスポーツ集団。

私が働く宿泊施設にも何団体かが宿泊し、部屋から出れば選手たちがウロウロ。

それをみてもなんとも思わなかったのに、知らず知らずのうち、

奥の方に潜んでた心の傷?が表出してしまったのかもしれません。

なんとか大学院の願書を出し終えると、ご飯がいっさい食べられなくなり、

常に涙が出てくるようになってしまい、仕事以外の時間は布団に潜って過ごすようになりました。

9月になってからは抗うつ剤の点滴をしてもらいに毎日クリニックに通って、

少しずつご飯を食べられるようになりました。

久しぶりに友達と話をして、子育てのことなんかをしゃべったりしていると、

友達が

「うちも痴話喧嘩のある普通の家だったけど、親から『愛されてない』と思ったことはなかったかなあ」

と言いました。

その瞬間、ああ、そうなんだ、と思いました。

そういえば別の友達と話をした時も、同じことを言われたことがあって。

特別にすごいことをしてもらわなくても、「親から愛されている」という実感を持つことってできるんだなあって、

自分の中ではとても衝撃でした。

私は、愛されてると思ったことなんて一度もなかったから。

だから、大人になってもまだ、人間関係に安心できず、捨てられるんじゃないかっていつもいつも怖がって、不安に飲み込まれそうになりながらこうやって生きているんだなあって。

自分も親になった今、私の親の暴力のそもそもの根源は「愛」的なものだったのかもしれないという視点を持つことができるようにはなりました。

あまりに押しつけの強い、間違った形での。

Momoに何をしてあげれば私からの「愛」が伝わるのかずーっと悩んできたけれど

別に何もしなくても伝わるのかも、と思いました。

ただ、この鬱々とした気持ちを晴らすにはどうしたらいいのかわからなくて、

いまだに床に伏しています。

愛される感覚がわからない私の愛って、本当に愛なんだろうか。

そんな色々があった地元を離れないと、いつまで経っても自分は良くならないのかもしれません。

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