こんにちは。シングルマザーのRainyです。
このブログにも何度か書いたことがありますが、我が家のMomoには「自閉症スペクトラム(ASD)」の診断がおりています。小学校に入ったばかりの頃は、慣れない宿題や持ち物の準備、身支度などに脳の処理が追いつかず、毎日のように繰り返しパニック反応を起こしていました。
一番落ち着いてなくちゃいけないはずの母ちゃん(私)も一緒になってパニックを起こし(笑)、どうしていいかわからずノイローゼ気味になっていたことを思い出します。
その時は結局いろんなところでアドバイスをもらい、「ワークリスト」や「ホワイトボード」の活用を始めたりして、どうにかここまでやってきました。
「ワークリスト」や「ホワイトボード」に関する記事はこちら↓
パニック予防策(ワークリスト)を再考する
というわけで無事3学期を迎えたかと思いきや、二週間ほど前から朝のパニックが再発。毎朝喚き散らしてどうにもならず、学校へ何時間も遅刻していくようになってしまいました。
何が引き金でこうなったのか。思い当たる節もなく、本人に聞いても「わからない」という答え。どこに埋まっているかわからない地雷の上を歩いているような二週間でした。
で、今日一日ぼーっとそのことを考えていたところ。突然「引き金かもしれない出来事」にたどり着きました。それはあの「寒波」。
私の住む地域は車社会なので、雪が降ると、道路状況が顕著に悪化します。車通勤の人はいつもの倍ぐらい時間を見なくてはいけないほど、どこの道も大渋滞になるのです。
Momoは毎朝同じクラスの友達と待ち合わせて登校するのですが、その友達というのが学区外通学をしていて。路面が凍結するようになった頃から、待ち合わせ場所に着く時間が日々まちまちになってしまっていたのです。遅刻しそうなほど遅くなってしまった日には、そのまま車で学校まで連れて行ってもらうこともあったり。
ASD児は、急な予定変更に対応するのが難しく、あらかじめ立てておいたスケジュールに沿って物事が進まないと途端に混乱してしまう、ということがよくあります。おそらくMomoのパニックは「(いつくるかわからない)友達の時間に合わせて支度をする」という難易度の高い調整が続き、蓄積したストレスから発生したのでは、と推測します。
定型発達の人間からしたら、もっといえば大人からしたら「今日は道路が混むから遅くなるだろうな」という想定のもと行動するのは容易いことですが、発達の問題を抱えた小学生にはストレスが大きかったのかもしれません。というわけで。友達にお話をして、少しの間別々に登校させてもらうようお願いしました。
さらに、慣れてきて使わなくなっていたワークリストを、忘れもの対策と準備が一緒にできるようなリストに作り直してみました。
これがすることリスト↓
こちらがチェックリスト↓
さらに、諸刃の刃なので個人的にはあんまり使いたくなかったトークン(ご褒美)も使ってみることにしました。
引換券と合わせてこんな感じ。
せっかくなので、パソコンの画面を見せながら、Momoの好みの色合いや画像を使って一緒に作成しました。
Momoは「明日から頑張るぞー!」とか「本とドーナツどっちがいいかな??」とやる気を出している様子なので、ひとまずこの方法でやってみようと思います。
うまくいくといいなあ。
コメント
Rainyさん、こんばんは(^^)
Momoちゃんへのボード、凄くわかりやすいですね✨
ポイントカード方式もやる気が上がって嬉しいですね(*^^*)
私ならドーナツ!とすぐに言ってしまいそうですが、、笑
さすがMomoちゃん、本と悩んでるなんて可愛いです♥
とんきちさん
こんにちは^^私も絶対ドーナツ派です。笑
Momoも「本と決めて10枚ためてから、やっぱりドーナツに変えることはできるの?」と、しっかりルールを確認していました。笑
さすが食いしん坊母ちゃんの娘!と思って笑いました。
Rainy